オーストラリア戦当日~後篇。

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40043人の歓声

この時が来た。
全てに集中できない自分がいた。
気がつけば周辺の応援はワラビーズファンだった。
観戦初日。勝手がわからない不安感に襲われる。
あ~JAPAN応援団の中に混じりたいなぁ・・・そう想っていた。

スクリーンに映し出されたメンバー紹介はFBから。
まずはアウェイ側の我らが日本代表の顔が。
応援だって負けてはいけない。
一人一人に熱い拍手と歓声を上げて盛り上げた。

ヤトミ、ブー!! ササキ、ブー!!!

後ろにいたワラビーズファンのグループの男性が
私たちに向かって言ったのです。
もちろん、振り向けませんでした。
あぁ・・・これだけでかなりショックでした。
うぅ・・・・JAPAN選手たちは今日までどんなツライ経験をしてきたのだろう。
ちょっと落ち込んだりして(弱っ)

後で、知ったのですが、
このブーイングは相手チームでマークしておかなければならない選手に対して
送る、いわば嬉しいブーイングらしいのです。
その時はまだ知らなかったので、私はジョージ・グレーガンが紹介された時に
盛大な拍手をしていました・・・。私もブーイングすればよかった。
それにしても、グレーガンには物凄い盛大な歓声だったな。

さぁ、凹んでないで応援せねば。
入場は中央からではなく、私たちの席の方 右側からでした。
総立ちになるため、まったく見えず。
でも、その歓声の凄さで満足していました。

                 おっ、やっと見えた。
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             まずいです、鳥肌がとまりません(苦笑)。
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悔いのないように君が代をしっかり歌いました。
大舞台に立つ、日本代表選手たち。
スクリーンも大きくないので 選手たちの表情はわかりにくかったです。

グラウンド中心にラグビー好きの期待と興奮のかたまりが大きくて、苦しくなる。
選手たちのプレシャーは計り知れない。


                    試合開始。
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私はまだ集中できないでいた。
だって、試合始まったのにトランペットの音やウエーブなんてありえない!
日本で観戦でこんなのやったことないも~~~ん!!

そ・れ・が(苦笑)・・・・めちゃくちゃ楽し~~~

ウエーブきっかけの席は決まっている感じで、歓声と共に合図がくる。
これだけの人が集まっているんだもの、そりゃものすごい迫力のウエーブ

ウエーブも見たいし、試合も見たい・・・やっぱり集中できない。
目の前で接戦されれば、
そりゃ慣れているファンだってウエーブそっちのけでグラウンドに食い入る。
すると、ウエーブを止めた周辺目掛けてブーイングの嵐(笑)。

試合が単調になったりすると、手拍子や音楽で盛り上げる。
ホント、盛り上げ上手。
で、驚いたのは間違ったジャッジに対して一斉にブーイングが起こる。
私にはまるで見えなかったのに(苦笑)・・・。

       選手たちの動きも気になるんだけど、客席も気になって・・。
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試合は目で追っていたのに、今ひとつ印象がありません。
小野選手のPG、攻められてる日本、グレーガンの鮮やかなパス回し。
これくらい・・・。

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完敗です。
残念なんだけど・・・・いつもの観戦にはない あの雰囲気に満足。
負けちゃったねぇ・・・でも楽しかったね  何度言ったことか。


    こうして私の初W杯観戦は終わりました・・・終わったと思ってました。
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一緒に写真を撮ろうよ
そう言われて振り返ると、ヤトミ&ササキにブーイングした仲間の方でした。
そういえば、JAPANのナイスプレイの時は肩をチョンチョンとされ、
親指を立ててGOOD
私もGOOD返し してたなぁ。


笑顔と握手で試合が終わる素晴らしさ。

この不思議な満足感はなんだろう
人がまばらになった席にポツンと座り、グラウンドを見つめていました。

ふと気がつくと、黄色いジャージーと着たファンの方が視界に入ってきました。
笑顔で拍手をくれました。
私も拍手で返しました。
そして、私が手にしていた日本の国旗フラッグを取り、
オーストラリアの国旗フラッグを笑顔で渡したのです。
カレはJAPANフラッグを振りながら、去って行きました。

これがラグビーを愛するノーサイドの精神だ

感動です。ちょっと泣けてくる・・。
改めて、ラグビーの素晴らしさを体感しました。

結果はオーストラリアの圧勝となりました。
日本の前半の頑張り、ワラビーズのテクニックのうまさ・・・拍手です


        オーストラリア代表 91-3 日本代表
                   

       1 山本 正人              12 ナタニエラ・オト
       2 猪口 拓                13 平 浩二
       3 山村 亮               14 北川 智規
       4 熊谷 皇紀              15 久住 辰也
       5 ルアタンギ・侍バツベイ       16 松原 裕司
       6 渡邉 泰憲              17 相馬 朋和
       7 佐々木 隆道            18 大野 均
          (Captain of the Team)      19 ハレ・マキリ
       8 木曽 一                20 吉田 朋生       
       9 矢富 勇毅              21 ブライス・ロビンス
      10 小野 晃征              22 遠藤 幸佑
      11 小野澤 宏時
                      


 予選プールB第1戦 - 2007年9月8日(土) 15:45Kick Off   
 Stade Gerland(フランス・リヨン) / 40043人。
       天候 : 晴れ / 無風
 グラウンド状態 : 良い
     レフリー : アラン・ルイス(IRE)
  タッチジャッジ : デーブ・ピアソン(RFU) / ヒュー・ワトキンス(WRU) /
            スティーブ・ウォルシュ(NZ)
初☆W杯のお席:D-AC 102番



           試合後の表門。これで18時すぎ。明るいなぁ。
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          このバスに乗って日本代表選手たちは移動です。
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今日試合に出なかった選手たちとは、
秩父宮と同じようにファンと交流がとれました。
意外とのんびりできて、
選手たちもまず1試合が終わった安堵感があったのでは?

            警察の先導でバスが動き出しました。
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感じたのは、この赤いシャツのW杯サポートの方たち。
私たちにちゃんと笑顔で誘導しますが、
時間があったらすぐに声を掛けてラグビーの話をしてくれます。
ホントにラグビーが大好きな方たちが
W杯を盛り上げるために参加しているんだってわかりました。

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最後まで残っていたファンは拍手や手を振って選手たちを送りました。
選手たちもしっかりそれに答えてくれました。
私たちに気がついてくれて手を振ってくれた選手もいて・・嬉しかった(幸)。


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   あれだけたくさんのファンは何処へ行ったのか?静まり返った駅。
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駅ではワラビーズファンのファミリーが。
ワタシタチ ニホン スキデス。
嬉しいですね。

          TGVでウトウトしながらあっと言う間にパリへ。
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そうそう。
この駅のW杯インフォメーションブースに人がいるのをまだ見ていないなぁ。
 駅を利用する時間が早朝だったり遅かったりで、結局この日もこの状態。
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               やっぱり素敵な駅です。22時着。
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代表選手の皆さん、お疲れさまでした。
あの規模のスタジアムで
ただ座っているだけの私でさえまったく集中できませんでした。
選手の皆さんの凄さを改めて知りました。
そして、ブーイングにも嬉しいものがある事も知りました。
フィジー戦では・・・もうちょっと落ち着いて観戦できるよう頑張ります(苦笑)。


明日から3日間はようやくパリ&周辺の観光です。


追伸、ベテラン観戦者たち。

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